世界39言語、70バージョン。
発行部数は2億1,900万部を誇るイケアのカタログ。

今回の日本バージョンのテーマは、
「出かけるより、楽しいかも。」
アメリカ、イギリス、フランスなどのテーマは、
「大事なのは小さなこと。」
イタリアやスペインでは、
「人生を味わおう、毎日。」
グローバル展開するなかにおいても、
各地域特性をしっかりと掴む努力をしているということでしょうか。
これまでどちらかといえば遠慮がちだった日本の住まい。
壁や天井、インテリアの色合は勝負することなく抑えめ。
彩りの少ない空間に、パッと花を咲かせたのがイケアではないでしょうか。
国産で良質な製品が多くあります。
私もそうした国産品を推奨するうちの一人です。
そうしたなか、
海外から入ってくる異なる角度からの商品というものも、
バリュー以外にたいへん面白い点ではないでしょうか。
カタログには様々な生活シーンをこと細かくつくり上げ、
イメージとして伝わりやすく制作されています。
日本の生活シーンは、
ますますデコラティブ化すると言われています。
イケアなどこうした商品をアクセントとして取り入れるのも悪くないはず。
↓イケアカタログ2016のメイキング映像です。
ちなみに、
先週完成見学会を終えた岐阜市Y様邸の洗面スペースにも
イケアの商品を採用しています。

↑洗面カウンター上部の鏡のキャビネット
・LILLANGEN ミラーキャビネット扉2枚付
・LILLANGEN ミラーキャビネと扉1枚付
複数台購入。
組み合わせて横に並べ大工さんにて壁付け。
造作家具の6割以下の価格で、
機能とデザイン的な空間を実現しています。
カタログだけでは商品イメージが掴めないと思いますので、
一度店舗に行かれてご覧いただくことをおススメいたします。
大きな製品で車に乗らないので困っているという方には、
私どもが荷物積載車両で同行して持ち帰りますよ。
日本の住まいを、
日本のインテリアを、
わたしたちのくらしを、
もっともっと楽しみましょう。
くらしをつくる。
設計工務店 宮部建設
代表 宮部 英門