浜松へ
「美の巨匠」という番組の放送があった翌日、何の迷いも無く浜松へと出掛けました。
東名浜松西ICから浜北、天竜方面を目指し、ICを降りてから約30分位で無事到着。
二俣町の二俣川沿いにひっそりとそこはありました。
車を降りると、ひんやりとした空気に体が触れ運転の疲れもどこかへ行ってしまう。
小降りの雨の中、捻挫した左足を庇いながら左に曲がっていく坂道を上っていきます。
周りの木々に雨粒が当たって静かな中に何とも言えない心地のよい音がします。
『秋野不矩美術館』
中に入って直ぐに靴を脱がされます。
スリッパに履き替え土間(ホール)部分を通り抜け、展示室へと進みます。
壁はわらのような物が入った漆喰。
スリッパを脱ぎ、裸足で第1展示室へと向かいました。
長い廊下のようなこの展示室の床には籐ござが敷かれていて、ここが美術館であるということを忘れさせます。
籐の上を進んでいくと広く四角い部屋、第2展示室。
今までとは違った足の感触に気がつきます。
天窓からやさしい陽の光がその白い大理石を照らしていました。
お目当ての『姉妹』や『渡河』は展示されていませんでしたが、『オリッサの寺院』や『帰牛』、『糸』を目にすることができました。
54歳にしてインドの魅力に取り付かれ、ここの大自然、人々の力強さ、宗教など独特な捉え方で画にしています。
私には、画をどうこういう知識はありませんがここに来て良かったと思いました。
次は是非、『姉妹』を見たいものです。
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